最初は、たまになるくらいだったのに最近は、意識がなくなる時間がだいぶ多くなってしまった。
カレンダーの日付を見ると、この前に見た時より半年も日が経っている。
今度意識を失った時はどうなるんだろうか。
考えると涙が出そうだ。
考えると涙が出そうだ。
いかんいかん。僕が泣いたら使い物にならないと会社にクレームが入ってしまう…
と、考えたところでため息が出た。
僕は、身も心も生理用品になってしまったのか。
ただ非常に喜ばしいことにどうやら今、女子校にいるらしい。
生理用品になってしまったのは残念だが女子校生に必要とされるのは長年の夢でもあったので、この贅沢空間を味わいたい。
「ねぇー!誰かアレ持ってない?」
と茶髪のギャルが教室で叫ぶ
「これ、あげる!」
と僕をふりまわす別のギャル。
「マジ?あ!それCMでやってる新製品じゃん」
「そうだよ!ウォッティ!これ、めっちゃいいから!」
とギャルからギャルへと僕が手渡される。
最後のギャルが、茶髪ギャルに手渡すのに距離感のため投げた。
「あ」
ウォッティは、茶髪ギャルの頭の遥か上を越えて廊下へ飛んでいった。
そこに偶然、福原愛が通りかかった。
福原愛はピンポン玉と間違えて素早くポケットから出したラケットで打ち返してしまった。
ウォッティはぎゅんと音を出しながらまた教室に戻りそして窓の外へ飛んでいった。
福原愛は
「ごめんなさい」
と言った。
「マジ?あ!それCMでやってる新製品じゃん」
「そうだよ!ウォッティ!これ、めっちゃいいから!」
とギャルからギャルへと僕が手渡される。
最後のギャルが、茶髪ギャルに手渡すのに距離感のため投げた。
「あ」
ウォッティは、茶髪ギャルの頭の遥か上を越えて廊下へ飛んでいった。
そこに偶然、福原愛が通りかかった。
福原愛はピンポン玉と間違えて素早くポケットから出したラケットで打ち返してしまった。
ウォッティはぎゅんと音を出しながらまた教室に戻りそして窓の外へ飛んでいった。
福原愛は
「ごめんなさい」
と言った。