2012年4月25日水曜日

⑥ゴールをかためろ

マンハッタンの路地裏で殴りあう剛力彩芽と私。
飛び交う血しぶき…。
「てめえ。ざけんな。」と私が顎にパンチを入れると
「 うるせえ!」と私の胸ぐらをつかみ頭つきをかます剛力。

傍らには命つきた井川遥。

それを「おう。剛力ィ。とっととかたづけや。皆で焼き肉行くでぇ」
とニヤニヤ眺める上戸彩。

という夢を見て夜中に起きた私。

「どうしたの?すごいうなされてたよ…」
「うん…変な夢見ちゃった……」
と夢の説明をすると
「そうか…。俺、テレビ観ないから誰もわかんないや…」
と言われた。
私はかるく咳をし、
「ねえ、本当に明日からまた砂漠に行っちゃうの?そんなに仕事忙しいの?」
「ごめん。 この仕事が終わったらちょっとは楽になると思う。これ…」
と、彼はかばんの中から指輪を出し私の指にそっと嵌めてくれました。
男の人って本当に勝手だなって思う。
物なんていらない。
ずっと側にいてほしいだけなのに…。

といった携帯小説を読んでいたらメールがきた。

「冷蔵庫に入ってたフルーチェ食べちゃった\(^o^)/なんか牛乳いれすぎ?たゆたゆだったよm(_ _)m」

携帯を投げ捨てて冷蔵庫の扉をものすごい勢いで開ける私。
カッとなり
「てめー。なにひとのフルーチェ食べてんだ。ころすぞ!!!!甘えて人の甘い物に手だしてんじゃねーぞ。」
と打ってから、 全部消去し、

「だよねー。牛乳は目分量だから。いつも」
と返信。


だるー。