2012年3月27日火曜日

このマンガがすごかった2012

このマンガがすごいは、まあ当然話題の漫画が1位とるから
「もう、その漫画しっとるわい」って感じじゃないですかね。

過去の面白い漫画を教えてもらったほうが有益。

というわけで私が開催する独壇場「このマンガがすごかった2012(に私がおすすめする昔に出た漫画)」はコレだあ!

少女マンガ編
 清原なつの「花図鑑」
 ちゃんとオールドスクールファンタジーの世界も守られつつ「青春と性」というありがちな題材が少女漫画の枠を超えてるので面白い。清原なつの先生は少女だけの物ではない!幅広い層にウケそうなんですが最近はあんまり漫画書いてないのでしょうか…。


少年漫画編
福本伸行「無頼伝 涯」
このまんががマガジンに連載されたときの衝撃は「ランボー最後の戦場」の次くらいっっ。福本先生の魅力である「珠玉の不穏」レベルが半端ない!ネーミングのセンス(人間学園)、絵柄(主人公の決めポーズ)、設定の不穏さ(すごーい低いところに閉じ込められてる)が「はじめの一歩」と「 BOYS BE…」と一緒に連載してるなんてざわ…ざわ…したものです!当時の印象は結構あさり連載終わってしまって「ああ。やはりマガジンでこの色彩は無理があったのかしら?」と思いましたが5巻も出てるんですね!カイジよりハーコー。


青年漫画編
いましろたかし「ハード・コア」
いましろたかしと狩撫 麻礼の最強コンビによるダメ人間の悲しい漫画最高峰。
このコンビはハズレなし。
もう、世界観がフィリップ・K・ディックでしかないつーか!
「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」を読むか「ハード・コア」読むかって話ですよ。
いましろたかし先生の漫画は、すぐ絶版になる。謎に持ち上げられる時があるけど
遅い。今頃評価ははっきりいって遅いですね。

ちょっと熱くなってしまって大変すみませんでしたが、ぜひ読んでみてください(´ι _`  )